『東京の歴史教育』第45号(2016年)

【関東ブロック集会】 関東ブロック集会(記念講演)参加記―ノートブックとして

            (記念講演:水島朝穂氏(早稲田大学教授)「安保法制を作動させないために」)

駒田 和幸

   

【研究ノート】

 

 日中歴史教育授業交流会に参加して―2015年12月

松影 訓子

 「道徳の教科化」の問題点を探る―中教審答申が与えたインパクト

土産田 真喜男 

 ある狛犬の叫び―文化財まで奪う戦争

東海林 次男

 地域の視点からアベノミクスを考える

多田 統一

【授業実践】  

 小学校   大使館への手紙から学んだこと~6年生の憲法学習~

藤田 康郎 

 小学校   東日本大震災を題材にした道徳教育の実践~道徳地区公開講座で(5年 道徳)~ 大髙 明子

 中学校   東学農民軍の戦い~もう一つの日清戦争~

黒田 貴子 

 中学校   中学生と取り組んだ『戦後70年』の授業~「戦後日本」の学びから「私の戦後70年談話」づくりへ~ 小川 輝光
 大 学   「考える問い」をつくる~地歴科教育法における実践~  丸浜 昭

『東京の歴史教育』第44号(2015年8月)

◆東京歴教協/第48回研究集会 記念講演 アジアから見る日本――「戦後」70年と私たち

内海 愛子   

◆東京歴教協/第18回歴史学・歴史教育研究会 講演 第一次世界大戦に向かう世界――ロシアから考える

加納 格

【研究ノート】

 

 夜間中学および自主夜間中学の現状に関する報告

宮根 一彦

 甘粛省天水に「留用」された鉄道技術者と家族たち―「集団連行」と歴史認識―

堀井 弘一郎 

 日本軍の侵略の傷跡を訪ねて―マレーシア・シンガポールでの掘り起こし・交流・和解―

高嶋 道 

 1万分の1の地形図で見る目黒火薬製造所の変遷

東海林 次男

 時事問題 原子力の将来 多田 統一 
【授業実践】  

 中学校   戦中・戦後体験の聞き取りとその発表―2014(戦後69年)に体験を聴くことの教育的意味―

野口 裕行 

 中学校   特別授業「3・11」から3年 滝口 正樹

 中学校   公民学習から地理学習とのつながりを考える―人権意識や主権者意識をどう育てるか―

石戸谷 浩美 

 高校日本史 シベリア抑留の授業と学習課題 江連 恭弘

『東京の歴史教育』第43号(2014年)

【東京歴教協第47回研究集会 記念講演】 海洋領土紛争を学ぶ三国(日本(沖縄)・韓国・台湾)共同教材開発研究2

   ―学生の学びから考える「生活圏」の有効性―

山口 剛史   

 

【東京歴教協第18回歴史学・歴史教育研究会 講演】日本における戦後補償運動―その概要―           

本庄 十喜 
【2013年度総会・学習会 退職教員に学ぶ】私の歴史教師への道~私の資性艱難の時代をくぐりぬけて思うこと

狐塚 健一

【授業実践】

 

 小学校 沖縄を学ぶことで子ども達がつかんだこと~和光小学校の平和教育の到達と課題

藤田 康郎

 小学校 DVD『72名の小さな語り部たちの記録~沖縄本土復帰40年の年にぼくたちが考えたこと』を制作して

吉田 羊子
 中学校 3年間積み上げた人権・平和学習の集大成 長﨑修学旅行 滝口 正樹
 中学校 遣隋使の史料を使った討論授業 田中 行義
 中学校 御門訴事件の授業~歴史研究部が作った地域教材を生かして 黒田 貴子
 高校世界史 「近代」について考えた、高校1年「世界史A」の一年間 岡 稔彦
 高校現社 現代の課題と向き合う社会科授業~「安倍首相の積極的平和主義を考える」実践を通して 石井 将
【研究ノート】  
 教材研究 真珠湾攻撃の報復としての東京大空襲 東海林 次男
 歴史運動「撫順の奇蹟」と前事不忘後事之師―前事の経験を忘れず、後事の教訓とする― 松影 訓子
 時事問題 日本の科学技術政策と地歴・公民科教育 多田 統一

『東京の歴史教育』第42号(2013年)

【東京歴教協第46回研究集会 記念講演】奈良・平安時代の地震、神話と祇園社  保立 道久   
【2012年度総会・学習会 退職教員に学ぶ】  
 報告  歴教協に育まれて 黒田 貴子
 報告  歴史の現場に立ち、考える ―フィールドワークのおもしろさ― 東海林 次男
【授業実践】  
 小学校 スーパー教材・おかいこ様と学ぶ子ども達 奥田 みやま
 中学校 30年間ずっと原発を拒否し続ける「祝島の人々」を子どもとどう学んだか 佐々木 孝夫
 高校日本史 3・11後の「関東大震災」授業づくり―子どもの視点と罹災者の震災経験を中心にして―

小川 輝光

 高校世界史 最後の授業「原爆はなぜ投下されたか」―最近の世界史論・世界史教育論に応えて― 河合 美喜夫
 高校世界史 発表を通じて学びあう戦後世界史 米山 宏史
【研究ノート】  
 時事問題 都教委の教科書採択妨害と歴史教材『江戸から東京へ』のその後 鈴木 敏夫
 教材研究 八丈島からの小笠原「軍夫」と青龍丸事件 林 薫
 教材論「楽しくわかる」授業の発展的継承のための考察―1990年代以後の社会科授業実践史研究序説として― 石井 将

『東京の歴史教育』第41号(2012年)

【特集1 東日本大震災と原発問題を学ぶ】  
 第45回研究集会/講演フクシマの今~原発事故後の子どもたちと学校~ 福田 和久   

 活動報告  高校生による被災地ボランティア&学習・交流~東京高校生平和ゼミナール・震災以後の取組み~

黒田 千代

 中学  社会科で学ぶ震災と『原発』問題 

滝口 正樹

 高校  生徒とともに東日本大震災・原発事故について学んで 

石川 秀和

 施設紹介  日本の原子力研究施設について考える

多田 統一
【特集2 日本の中近世移行期を考える】  
 第16回歴史学・歴史教育研究会/講演 中近世移行期研究の到達点と教科書記述 黒田 基樹
 高校 「歴史学の新しい研究成果」で生徒の常識を揺さぶる~中近世移行期の授業~ 富永 信哉
 研究ノート 『洛中洛外図屏風』町田本を眺める 石田 尚子
【特集3 今、東京の学校で何がおきているか】  
 報告 「日の丸・君が代」予防訴訟の8年 元予防訴訟原告 豊田 文雄
 報告 石原『破壊的教育改革』と都教委版「教材」・『江戸から東京へ』 鈴木 敏夫
 報告 教科書運動への取り組み~大田区民の会の活動~ 大坪 庄吾
【個人寄稿】  
 歴史運動 紫金草の花と「不忘歴史、面向未来」(歴史を忘れず未来に向かう) 松影 訓子
 研究ノート 初学者の大逆事件ノート(その1) 菊地 宏義
 授業論 高校生が考えた歴史をなぜ学ぶのか?――学ぶとは? 今井 省三