日 時:2016年12月10日(土)18:30~
場 所:歴史教育者協議会の本部 5階会議室 (会場費として200円集めます)
東京メトロ 丸の内線 新大塚駅 徒歩3分/JR山手線 大塚駅 徒歩15分
報告者:西村 嘉髙 さん
テーマ:「歴史総合」のさまざまな可能性を考える-複数の授業構成案を比較検討する-
内容
今年10月22日に日本歴史学協会と日本学術会議共催のシンポジウムで「歴史総合」のカリキュラム案を報告しました。私自身、自信作とはとうてい呼べないレベルであることは承知しており、会場からもさまざまな意見が寄せられました。この議論を通じて、「歴史総合」のカリキュラム構築について、テーマの置き方、重点の置き方、地域の選び方、グローバルな視点をどこでどう反映させるか、現代的課題から授業を始める時系列にこだわらないやり方などさまざまの方法があるように思えてきました。そこで議論しやすいように複数の案を提示してみようと思います。また参考までに青山学院で行っている「現代史」という授業から、「歴史総合」に資することができそうな部分を少し紹介してみようと思います。議論を通じて「歴史総合」の内容を深めて行ければと思います。