内容
小学校1年生の生活科「地域と生活」において、子どもたち自身が地域の人々や様な場所とどのようにかわっているのかを学習していきます。自分と地域のつながりを知り、子どもたちがどのようなことを感じ、何を学んだのかを模擬授業も行いながら紹介していきます。
また、今回の講座は、教職2年目の若手員による授業実践となります。教材・教具の工夫や授業展開、板書の仕方等、授業づくりの在り方について、参加者全員で議論し合いましょう!
渡部健さんからのメッセージ(2014.10.7掲載)
3月に講座にチャレンジすることを決めた時は、持ち上がりの4年生で社会科の授業を報告するつもりでした。ところが、予想外の1年担任となり、生活科で報告することになり、正直あせりました。ですが、講座に参加して下さった皆さんからたくさんのご意見・ご指摘をいただき、私自身がいちばん勉強になりました。6年間の系統性を考えたり、どんな力を付けて中学校に送り出したら良いかなど、考えて行きたいこと、やりたいことがたくさん出てきました。講座をやらせていただいて、良かったと思っています。ありがとうございました。
参加者の感想
◆久しぶりに1年生活科の授業の様子、子どもたちの作品を見て、懐しい思いがしました。教師が楽しみながら地域を知り、視野を広げて行くことが、授業を豊かにすることになると思いました。
◆「社会科がやりたい!」のに生活科!と思って迷いながら実践している姿が伝わってきました。でも、すごく意欲的に頑張っているのがわかりました。1年生の9月なのに、授業を通じて変わる、その一日の中味で次の日から変われるなんて素敵です。
◆中学校教員として、小1の子どもたちが、どんな学習をしているのか大変興味深かったです。2~3年生で、地図化していくことに、どうつなげるか、住民や地域で働く人とどうかかわらせるか、さまざまな可能性を感じました。これからの実践を楽しいにしています。
◆子どもたちの発達を見つめ、成長を楽しんでいる様子が伝わってきました。小学校で地域を知り、人とふれあう生活科、社会科の学習を重ねていただくことが、中学校での社会科をより豊かなものにしてくれるのだと思います。
◆2年目のフレッシュな実践報告で、楽しく参加させて頂きました。生活科と社会科のつながりや系統性を持たせていくことは難しいですが、いろんな先生方のお話を聞いて自分もとても勉強になりました。
◆小学校の実践は、ほとんど聞いたことがなかったので、今回の報告はとても新鮮でした。小学校1年生が持つ視点を少し知れたように思います。今後の実践を是非また聞かせて下さい。