日 時:2014年4月19日(土)18:30~
会 場:筑波大学附属駒場中・高等学校
内 容:持ち寄り報告「2014年度の授業開き」
毎年恒例になりつつあります。4月例会は出席者が年度初めの授業開きを紹介しあう会にいたします。現役の皆さま、当日配布したプリントのコピーをお持ちください。学生の方、退職された方は手ぶらでお気軽にお越しください。
会場から(2014.5.3掲載)
今年は4名の授業開き紹介がありました。中学歴史、高校公民、高校日本史、大学と、学年・科目がうまく(?)分かれ、バラエティに富んだ報告となりました。年度初めの生徒たちの様子もうかがい知ることができました。今年の授業をどうつくっていくか、楽しみが増した気がいたします。
中学1年の初めての授業参観で行った、「女性が最も望むもの」を考える実践が、特に参加者の興味を引き付けました。通常の授業とは異なり、保護者の視線を意識しながら生徒たちは考えていくので、より多様な意見が出ていたようです。女子校での実践ですが、これを逆に共学校や男子校で行うのも面白いかもしれません。
感想
◆初めてのクラス、初めての授業、初めての授業参観…。今年度、1年生の担任をしているのですが、生徒にとっては毎日が「初めて」の連続で、私も緊張の日々です。
例会では、授業の方針や約束ごとだけではなく、中学生がレポート課題に取り組む様子が伝わる報告、大学生を対象とした講義の報告、自己紹介についてなど、さまざまな授業開きの形を見ることができました。
授業時間に限りがある中で、教員側が、最初からとにかく授業を進めようと焦ってしまう場面も多くあります。しかし、せっかくの新年度です。生徒も私も前向きな気持ちになれる時間をつくっていきたいと改めて感じました。(I)
◆授業開きの実践例について、アーサー王伝説に題材をとったプリントの内容がとても心に残りました。深い意味の込められた比喩を用いて、女性の自立、自己実現、男女平等といった、憲法の内容にも踏み込めるような物語に、生徒たちは目を輝かせて授業に臨むことができたのではと思います。自分もこのような授業を行ってみたいと思いました。有り難うございました。(M)