日 時:2013年3月9日(土)18:30~
場 所:筑波大学附属駒場中・高等学校
報告者:丸浜昭さん
内 容:「関東大震災におけるデマの広がりをたどる」
2013年は関東大震災から90年。東日本大震災からの復興は進まないどころか、同じ過ちを繰り返す道に戻るかのような議論もなされている現在、改めて関東大震災を見つめ直す意義は大きいでしょう。
3月例会は、丸浜昭さんがこれまで主に各自治体史を用いて分析してきた、朝鮮人に関するデマの広がりについての報告です。さらに日本史部会での共同研究の提案もなされる予定です。
【会場から】(2013.4.13掲載)
丸浜さんが都立高教員の頃に調べ始めた、関東大震災時のデマの広がりと特徴についての報告と、日本史部会での共同研究の提案でした。研究の蓄積のあるテーマですが、授業づくりも視野に入れながら、まずはそれぞれの住まいや勤務先のある自治体史にあたることから始めてみよう、ということになりました。