日時:2012年3月4日(日)10:00~
集合:東武東上線川越駅
案内:岩根謙一 氏
久しぶりにフィールドワークを行います。舞台は「小江戸」川越。1日がかりになりますが、夜には会員推薦の鰻料理屋での食事も予定しています。
感想
◆寒い一日でしたが、観光スポットではない、川越の史跡を回ることができ、大変勉強になりました。私自身は生徒を引率に連れて来たら…という視点で参加させてもらいましたが、最後の菓子屋横町(でしたっけ?)もふくめ、生徒たちに川越の歴史と現在を伝えることができかつ楽しませることもできる、魅力的な材料とアイデアを沢山いただきました。これも案内人の岩根さんのご尽力の賜物です。どうもありがとうございました。(A)
◆池袋から約30分で川越へ。地方出身の私にとって、埼玉県=内陸県というイメージだったのですが、岩根さんと一緒に町を歩いてその歴史に触れることで、川越と江戸、そして東京とのつながりを実感することができました。
フィールドの中で特に印象に残ったのは、「とおりゃんせ発祥の地」とされる三芳野神社の参道です。実際に参道に立ち、「♪行きはよいよい 帰りは怖い 怖いながらも とおりゃんせ とおりゃんせ」の由来を知ったとき、「なるほど!」と思いました。もしもあの場所に一人で行っていたら、「あぁ、ここが『とおりゃんせ』発祥の地か。意外と狭いな。」という感想だけで終わっていたでしょう。しかし、今回のフィールドワークでは、岩根さんお手製のしおり(『小江戸川越を訪ねて』全38頁)を片手に、皆で話しながら歩く中で、多くの発見をすることができました。このような「発見」の瞬間を生徒に伝えられるようになりたいです。
夜は、名物の鰻をいただきました。鰻のかぶとがあんなに美味しいとは知りませんでした。歴史あり、グルメありと朝から晩まで充実したフィールドでした!ありがとうございました。(Ⅰ)
◆3月の例会では、岩根さんに川越をフィールドワークしていただき、川越の歴史や蔵造りの町並みを肌で感じることができました。実際に現地を自分の足で歩き、目で観ることによって、様々な疑問がみえてきたり、より歴史を身近に感じることができると、改めて思いました。このようなフィールドワークは、教材研究する際にも大事なことですし、またそれを授業で活かしていけるようにしていきたいです。大変勉強になりました、ありがとうございました。(E)
◆川越は、近からず遠からずであまり行く機会もなく、今回川越を満喫することができてよかったです。蔵造りの街並みはもちろんのこと喜多院や仙波東照宮、川越城など実物を目にし、触れることができました。また、喜多院・中院・南院の並びやバレーボールの跡など意外な事実も知ることができ以後の授業の肥やしにしていきたいです。さらに、今回特によかったのが、当時の街並みを想像しながら川越の町を歩くことが出来た点です。お堀や、土塁、富士見櫓などの痕跡を意外な場所で見付けながら、また感じながら散策することができました。(N)
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